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2007年5月 2日 (水)

進化する介護 2/3

新聞に載った八千代病院の取り組み

7_4_26_03_6_45  2002年9月17日(随分古いのですが)に中国新聞に掲載された記事の要約を載せます。患者、ケアーする人、医療関係者、あるいは、これからこのどれかの立場になるかもしれない人、すべての人に目を通して頂きたいのです。

おむつ減らしで患者尊重の介護
 広島県八千代の八千代病院

 八千代病院は、一年前からおむつ減らしに取り組んでおり、患者一人ひとりを尊重したケアは大きな成果を上げ、全国でも注目されている。同病院の弘中和子看護部長は十月五日、東京医科歯科大で行われる「オムツ減らし市民委員会」のシンポジウムで、その成果を発表する。

 同病院の患者の平均年齢は83歳。筋力の低下、手足の麻痺、認知症など、日常生活の全般に介護を必要とする人が多い。

 以前は、定時に全員一斉におむつ交換していたが、個別のケアに切り替えた。

 患者一人ひとりのトイレ誘導した時間、おむつ交換の時間等を24時間記録し、パソコンでグラフ化し、患者ごとの排泄パターンをつかむ資料とする。このデータを基にトイレ誘導すべき時間帯を患者ごとに検討、実践する。

  オムツ着用者の数を減らすことは難しいものの、全体のおむつ使用量は一年間で半分に減った。粘り強くトイレ誘導をすると「常時失禁」の状態も改善される。

 広中部長の言、「おむつ交換や誘導のときの声賭けが一番難しい。排泄で人の手を借りるとき、こまやかな配慮をされなかったらとても心が傷つきます。介護スタッフと患者との間に強い信頼関係が必要です。」

 以前、ヘルパーさんであり五行歌人でもあるふみさんのページで拝見し、ふみさんの優しい思いやりを感じて、とても印象に強く残っていた歌をここに記します。

  きつく閉じた
  瞼の裏に
  満開の花を見てほしい
  おむつ替えのときはいつも
  花の話題

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