« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »

2008年1月26日 (土)

西洋磁器絵付展

Img_0035_2Porcelain41 会場いっぱいに展示された作品の数々。これら磁器は、すべて一人の女性が絵付けしたもの。呉市美術館で開催中の『西洋磁器絵付展』を拝見しました。白磁の器(そのまま食器として使えるもの)に絵を描いて700度くらいで焼くのだそうです。Porcelain37
 ご本人のご了解を頂き、ポーセリンアーティスト・梅田八重子さんの作品展画像をアップします。撮影が下手で作品の美しさをそのままお伝えできないのが申し訳ないのですが、雰囲気は分かっていただけると思います。

Porcelain42

Porcelain36

 梅田さんは西洋磁器絵付を始めて13年ほど。地方では学べないので、東京に住んで長年の勉強を続けていらしたそうです。それ以前にパンフラワーなども勉強しておられるので、その頃からだと30年以上とおっしゃったかな。とにかく根気よく勉強と製作を継続していらしたことに感服です。

 ばらの花の絵が多いのですが、それぞれ違っていてそれぞれとても丁寧に描かれており、中にははっとするようなデザインのものもあります。一枚一枚ゆっくりと眺めていってもあきさせない何か惹きつけるものがあります。一筆一筆一人の手で描かれた花びらの一枚一枚に、気の遠くなるような長い地道な作業を継続させる努力を感じてしまうからでしょうか。

 瀬戸内の小さな町にも、掘り起こせばたくさんの力ある芸術家がいるのです。そして、同姓・女性の素晴らしい芸術家とその作品に出会えたこと、嬉しい体験でした。

| | コメント (4)

すこやかサロン新年会

今年も楽しく

081salon05  1月24日(木)、すこやかサロン神原の新年会を開催しました。、今週に入ってからずっと寒い日が続いており、サロン当日も時折雪のちらつく寒い一日でした。

 参加者の中には、『利用者から評判を聞き、とても興味があるので、ぜひ一度見学したい』と事前に連絡を下さった、地域の居宅介護支援事業所のケアマネージャー、Fさんの姿も。

 最初のプログラムは今年も元気に楽しく過ごせますようにと願っての『笑いまショー』、みんなで声を揃えて高らかに初笑いです。可笑しくないのに笑うと逆に可笑しくなってくるから不思議です。一声目の笑いは多分皆さん少し努力しての笑いですが、だんだん可笑しくなって、心から笑えてくるのです。輪になって笑うみんなの明るくて楽しそうな顔に誘われて、み~んな腹の底から笑ってしまうのです。

081salon08  今回も行った紙風船バレーボールで優勝したのは、若いFさんの加わった3組。少し汗ばんだ後は、百人一首と坊主めくりです。百人一首は、若いころカルタクイーンだったMさんが、少し解説をして下さってから始まります。

 かるた取りの優勝者はKさん、1グループ8人でカルタを囲んでのゲームで28枚をとり、だんとつの強さでした。

081salon30

 おやつは前日煮込んで味をなじませたぜんざい、当日朝搗いたやわらかいお餅を入れて、美味しく出来上がりました。

 今年もこうやって毎月集えるよう、参加者の皆さんが健康でありますよう、そして、私も健康で活動が続けられますよう。新たな意欲と希望に心改まるサロンでした。

| | コメント (9)

2008年1月19日 (土)

燃える伝統行事の炎

盛大なとんど祭り08tondo0108tondo03_208tondo12

今日はこの冬一番の冷え込み、しかし朝から晴天でとんどにはうってつけ。とんど祭り会場の宮原小学校校庭には、1週間前に組み立てられたとんどが、そそり立っています。

 故後藤保育所園長さんによって復活したとんど祭り、現在は宮原小学校PTAの主催で行われています。子供達だけでなく、地域の人たちも続々と集まってくる校庭の一角には2台の消防車も待機しています。

 学校、PTA、地域の老人会などが一緒になって準備し、多くの地域の人たちの参加できるこのような行事は、子供達はもとより、参加する多くの地域の人たちの心に、『宮原は良いな、宮原の人たちは良いな、こんな行事いいな、』という地域の人々、文化、伝統、環境、などを愛する気持ちを育てることでしょう。

 とんどは、画像のように3段に別れていて、中段には子供達の書初め作品がたくさん掛けられていました。子供達の願い事を書いたものも掛けられているようです。地域の人たちが持参したしめ飾りや門松などは、一番足元の笹に重ねて燃やします。

08tondo13  大人に付き添われた子供達が、とんどの周り7~8箇所で点火しますと、一瞬あって、とんどは一気に燃え上がりました。沸きあがる歓声と同時に、とんどを囲む人々の輪がざわざわと後ずさりし少し広がりました。少し離れた校舎の窓から見ていた私達のところにも炎の熱気が伝わってきました。

 しばらくして、炎が治まるとお餅を焼きます。PTAが用意したお餅と、地域の人たちが各自持参したお餅が、炭火の上で焼かれます。とんどの炎にあたったり、とんどの火で焼いたお持ちを食べれば1年間無病息災で過ごせるといわれているので、今年はきっと大病をしないですむでしょう。

 燃え上がる炎を見ながら、子供の頃、田舎の田んぼの中で行われていた素朴なとんどの記憶が蘇りました。地域によってとんどの組み方は様々のようで、田舎でのとんどは、1本の柱を芯にして、切り出してきた竹を長いまま何十本も束ねて立て、足元に稲わらをたくさんおいて火をつけたものでした。今日体験したとんどより、もっと煙が多く、竹の割れる音ももっと激しかったように記憶しています。

 毎年1月14日の夕方行われていました。子供達は書初めを竹の先などにつけて煙の上にかざします。書初めがとんどの煙に乗って遠くへ飛べば飛ぶほど、習字がうまくなると言い伝えられていたからです。舞い上がってすぐに近くに落ちてきたりすると、再度煙の上にかざし、とにかく遠くへ飛ばそうと頑張ったものでした。

 この日は鏡餅を焼く日でもありました。竹ざおの先にしっかりと固定した鏡餅を焼いたのも懐かしい思い出です。お餅を焼く頃にはもうすっかり暗くなっていたものです。そして、とんどの日のもう一つの楽しい思い出が、『とのへい』です。

 『とのへい』というのは、アメリカでハローウィンの夜、子供達が”Trick or Treat”と言いながら近所を回ってお菓子をもらうのに似ています。今はもう廃れてしまったかもしれませんが…。

 近所のともだちと一緒に、あるいは兄弟姉妹で、2~3人で回るのです。親にわらすぼを作ってもらいます。わらすぼとは昔は納豆を発酵させるのに使っていましたね、あの稲わらを束ねたものです。中に何かを詰めていたのか、空だったのかは記憶にありませんが、『とのへい』といいながらそのわらすぼを玄関から投げ込むのです。

 投げ込まれた家では、そのわらすぼに「お餅」「みかん」「お菓子」などを詰めて返しますが、返すときにとのへいの子供に水を掛けてもよいことになっているから大変です。とのへいへの対応は家庭によって様々で、本当に水を掛けようと、バケツに水を用意している人もいて、玄関先にわらすぼは置いてくれるのだけど、水を掛けられそうでなかなか取りに行けなかったり、全くそんなことをせずに、「どうぞ」とお菓子のいっぱい入ったわらすぼを手渡ししてくれる人もあったり。

 伝統行事とんどに参加して、懐かしい昔が蘇りましたが、50年も前のことなので、記憶違いもあるかもしれません。もしも同じような体験をお持ちの方、ぜひお知らせいただきたいです。

| | コメント (4)

2008年1月14日 (月)

結婚式2008

より個性的に

 Hirosi49
 弟の息子である甥の結婚式と披露宴に参列し、新郎新婦のアイディアでプロデュースされた楽しいプログラムにどっぷり浸かる一日を過ごしました。様々な儀式の慣習が時の流れに沿って徐々に変化していく中、結婚式もまた変化を続けていることを快く実感した一日でもありました。

 新生活のスタートをできるだけ自分たちらしくと工夫した若い二人のほほえましさが随所に感じられました。甥が学生時代茶道部に所属していたことも初めて知り、個性的なデザインのウエディングケーキの抹茶クリームに納得したり、新婦がお色直しのために退席している間、二人のお気に入りだという『スティッチ』の着ぐるみ姿でテーブルサービスに回るお茶目な甥のすがたにほほえんだり。そういえば、披露宴会場の前のホールでは、電気仕掛けのスティッチが2個、よちよちと歩き回っていたっけ。

 私がとても感動した初体験のプログラム二つ。一つは、両親とともに行ったケーキカットとファーストイートです。新郎新婦のケーキカットの後、両家の両親もケーキカット、そしてファーストイートは3つのカップルで同時に行われたのでした。子供の結婚に際して、大きな感慨に浸っているであろう両親、その両親に親としての感慨だけでなく、自分達の先輩の夫婦としての何十年もの歩みを振り返って欲しい、そしてここで新たに、揺るぎなき二人の夫婦愛を確認して欲しいとの思いでしょう。

 そしてもう一つは、新郎新婦より両家の祖父母に新家庭の報告とこれまでの感謝と長寿を願ってプレゼントが贈られたことでした。そういえば弟夫婦は田舎をとても大切にしてきました。私たちの両親はもう他界して久しいのですが、弟の連れ合いさんのお父様はご健在です。弟達夫婦は、甥達が小さい頃から頻繁に田舎を訪ね、季節ごとの農作業の手伝いも欠かさず続けています。そんな環境で育った甥達にとっては、祖父母の存在は一段と身近で大切なものなのでしょう。弟達夫婦の優しさが、甥達にも確実に受け継がれているのだと、とても嬉しく感じました。

 人生の大きなターニングポイントである結婚式、当事者の気持ちを大切にした、よりその人らしい祝宴ができることは嬉しいことです。できれば業者に頼らず、手作りの会ができればそれが理想ですが。

| | コメント (4)

2008年1月 3日 (木)

年明け

0708037wreathnewyear  珍しく長女夫婦が暮から帰省し一緒に迎える新年、体調に多少の不安はあるものの、まずまず恙無く2008年は明けました。いつもは仕事に多忙で、台所に立つことの少ない次女が、かいがいしく料理を担当してくれ、頼もしい限り。

0708039ujinaterminal081142  元旦の午後、宮島の厳島神社へ初詣。対岸から渡るには、駐車場が心配なので、宇品港から船に乗ることに。

 何十年ぶりかで渡った宮島、昔からそうでしたっけ?と、ことごとく角を切られている鹿たちを眺める。季節によっても混み具合によっても鹿たちの態度は違うのかもしれないけれども、とてもおとなしくて、参拝客の手に持つ食べ物やバッグなどに口を付ける鹿が余りいないようです。

0708041itukusima  人出は多いけれども空気はとても冷たく、日当たりの少ない回廊の屋根部分には雪がうっすらと残っており、神聖な雰囲気を盛り上げてくれています。海を隔てた対岸の山々は白く霞んでおり、雪が降っている模様です。

0708044noustage  参拝客の流れに添ってお参りを済ませ、幸運を占うおみくじを。運は自分で作るものと思っている私も買ってみました。開いてみると『末吉』、占いには全く依存しないと言いつつ、凶と出るより吉の方が、気持ちの良いものです。このおみくじの占いに負けない運を自分で切り開くぞと、密かに誓ってみました。

0811608117    広島に戻り、暗くなり始めた平和大通りへ、3日まで行われているドリミネーション見物に。テレビやインターネットではチェック済みだけど、近くても訪れるのは今回が初めて。使用電球数120万球、総延長2kmの光の祭典は、さすが見事で引き込まれてしまいます。周りの日常的な景色がほとんど見えない暗さの中で、光によって浮き上がってくるおとぎの世界・夢の世界、そしてこの3ヶ日が過ぎてしまうと消えてなくなるうたかたの世界だからこそ、しっかりじっくり楽しんでおかなければ。

081116Ana081121

081120 0811190708105dessert  ドリミネーションを堪能した後は、婿殿の提案とおごりで、全日空ホテル22階のレストランで、ドリミネーションを見下ろしながら豪華なディナーを頂きました。メニューがリッチで私にはちょっと多いかなと気になっていましたが、ゆっくりと1時間半掛けていただいたので、デザートに至るまでどのディッシュも楽しくおいしくいただけました。婿殿、どうもご馳走様でした。

 私の2008年は充実した豪華な元旦でスタートしました。

| | コメント (6)

« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »